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​歴 史 館

宝物殿

歴史館(宝物殿)

当宮は国の重要文化財9点、県・市指定文化財8点、ほか約500点の宝物並びに多数の古典籍を収蔵しています。重文「紙本著色松崎天神縁起絵巻 箱入」は応長元年(1311年・鎌倉時代)に制作されました全6巻からなる絵巻物です。
天神縁起は中世につくられた社寺縁起の中でも、現存作品数において他を圧倒しています。
その数多い天神縁起の中で松崎天神縁起絵巻は、制作年の明らかな稀な作例でかつ破損や散逸のない完本として貴重な存在とされ、さらに濃密で華麗な色彩と的確な描写は鎌倉期の絵巻中でも類例が少ないといわれています。
このように本縁起は当社の創建由来のみならず、絵画的価値また中世の天神信仰の伝搬発展を伝える文化的価値からも、今にそれを伝える特筆すべき絵巻といえましょう。どうぞ御鑑賞くださいませ。

拝観時間:9時~16時30分
拝観料:大人500円(団体20名以上400円)
             ※高校生以下入場無料

拝観時間:9時~16時30分
拝観料:大人500円(団体20名以上400円)
             ※高校生以下入場無料

~生誕180年 山田顕義~

令和6年4月25日~10月31日

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山田顕義は長州藩士で吉田松陰に師事し、高杉晋作や久坂玄瑞と共に尊王攘夷運動に奔走。御堀耕助・品川弥二郎ら同志と御楯隊(のち整武隊)を結成、三田尻(現在の防府市)に駐屯する。岩倉遣外使節団に加わり渡米し、初代司法大臣として法典整備に尽力しました。現在の日本大学の学祖でもあります。
本年生誕180年の節目にこの度の展示を企画いたしました。

松崎天神縁起絵巻の紹介

『1200年前に実在したスーパーヒーロー』
『多くの人に影響を与えた絵巻』
『絵巻から探る700年前の風景』
『絵巻と箱の謎』
『絵巻は地図だった!?』
『絵巻の紙に隠された秘密』

書籍紹介

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